社会インフラを支える

 

水と空気のプロフェッショナル集団

 

技術を見つけ、育て、活かす

 

代表取締役会長 来山 哲二  代表取締役社長 松村 俊宏

株主の皆様には、平素より当社グループ事業につきまして格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

 

ここに、第34期(2021年9月1日から2022年8月31日まで)のご報告をお届けするにあたり、株主の皆様にご挨拶申し上げます。

 

当連結会計年度における事業環境は、新型コロナ感染被害の拡大により中国では主要都市でロックダウンが相次ぎ実施されたことで、産業機材の生産や物流の遅延が続きました。また、半導体不足に起因して納期遅延、案件工事の延期も頻発しました。

 

このような影響により、とくに環境・エネルギー事業においては市場が低迷状態で推移し売上高が減少しました。

 

また、当社が保有する投資有価証券の一部について、取得価額に比べて実質価額が著しく下落したため、減損処理により投資有価証券評価損116百万円を特別損失に計上し、さらに、以上の投資先に対する貸付金50百万円のほか同投資先の関係会社に対する貸付金50百万円、合計100百万円の貸付金について、貸付先の財政状態等を考慮して回収可能性を検討した結果、貸倒引当金繰入額として100百万円を特別損失に計上しました。

 

以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高5,806百万円(前期比7.2%減)、営業利益274百万円(前期比0.7%減)、経常利益293百万円(前期比0.9%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は23百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純利益193百万円)となりました。

 

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。